今日、患者さんに聞かれましたので、取り上げます。オルソケラトロジーは、寝ている間に特殊なコンタクトレンズをつけて起きている間、近視が治っている、という治療です。手術ではないので気軽にできるのと、やめるともとに戻る安心感があります。逆にやめるともとに戻りますから、治療を続けたい限り、基本的には毎晩コンタクトをつけて寝ることを継続する必要があります。もうひとつの特徴としては現在のオルソは第4世代なのですが、治療できる守備範囲が若干せまいのが難点でした。希望されても、近視が強かったり、角膜が扁平だと適応外になるのですが、”オサート”という改良された治療では、強度近視、乱視、遠視、老眼!?、円錐角膜!?まで治療できるとのことです。ただし中程度近視以上の方は2つか3つのステップで、コンタクトのカーブを代えていくようです。これは第3世代までの治療法になりますが、それでも視力が安定してでたら、患者さんはうれしいですね。 治療途中段階で不便しない為の眼鏡なども配慮されているようです。一時治療を中断した後の治療再開経過など、興味があります。
当院では残念ながら現在オサートを取り扱っていませんが、オルソケラトロジー治療をお受けになられている方は、とても喜んでくださっています。ご興味がありましたらご相談ください。