当院では、近視矯正治療の一つの選択枝として、レーシック手術を行っています。代表的な術式としては、いわゆるイントラレーシックといわれる、エキシマレーザーとフェムトセカンドレーザーを用いた方法になります。従来のマイクロケラトーム(電動カンナのようなもの)は刀で角膜を切りふた(フラップ)を作っていましたが、フェムトセカンドレーザーを用いることでより精密で安全なフラップを作ることが可能になりました。マイクロケラトームも進化し、かなり精度は上がってきていますが、レーザーでのフラップには及びません。
大手のレーシックセンターなどでは料金の異なる術式を患者さんが選べるようですが、当院では患者さんの目にあった術式を医師が選びますので、術式によって手術料金が変わることはありません。手術料金は両眼で30万円前後を予定しています。
手術料金は、術後診察・検査費も含まれます。日本眼科学会のガイドラインでも示される通り、術後診察は翌日、1週間後、1か月後、3か月後、6か月後、1年後に行います。
途中何かしら別の病気や変化があるときは、通常の保険診療扱いとなりますが、術後の定期検査は大変重要になりますので必ずお受けいただくようお願いしています。
レーザー機器も搬入され、手術室の最終調整をしています。(気温21度、湿度50%を年中確保するのが大変です!逆にクリーンルームで且つここまで空調管理も徹底した施設はあまりないと思われます。)また患者さんへの説明や案内を行う印刷物などの準備に時間を要しています。お問い合わせいただいた患者さんには大変申し訳ありませんが、現在レーシック手術の相談のみ外来で受け付けております。
近日中に適応検査(レーシックをお受けになれる目かどうか判定する検査)及びカウンセリングを開始いたしますので、お知らせいたします。
レーシックについて
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