「地震の時の料理ワザ」坂本広子著

「地震の時の料理ワザ」坂本広子著

柴田書店2011年3月30日第6版。「電気が復旧するまでの1週間」と帯タイトル。 「主立った避難所への配給が3日目から、自宅避難者などは6日目から」「○○市は1日2食毎日ちがう幕の内弁当、我が地域は毎日パン・コロッケ・ウインナーのつめあわせ、こんなことは年月がたっても忘れない、こわいですね」「豚汁、カレーではない、普段の食事がいただける安心感」・・・・頭ではわかっているつもりでも、実体験した方の説得力はすごいです。生きることの、生き抜くことの根底に「毎日のごはん」が切っても切りはなせないことを改めて知り(当たり前なんだけど、でもね)、普段からの心がけをどうしていくべきか、何を子供たちと分かち合って習得していくべきか、思い知らされたような気がしました。